キャラクター
藤花(とうか)?CV:春乃いろは
主人公の前に現れた猫耳の忍者。 猫は(だいたいの場合)出自は風魔で、彼女も出身は風魔の里。
だが、里はとっくに出奔しており、「主を持たない忍び」を自称してきた。 もちろん、それも主人公と出会う前までの話。 現在は主人公の忠実な忍者として、そして何よりお姉ちゃんとして。
基本的には影ながら見守ってくれている。 (直接的には助けてくれない) いつもにこにこ、おっとりキャラ。 たいていのことでは動じない。 年齢は主人公達とそこまでは変わらないものの(本人の自己申告ではひとつ年上)、 なんだか妙に強いし、物事に対して達観してる。
色々と謎が多い人だが、主人公への愛は偽りなく純粋なもの。 何かあるたびに、ぎゅーっ♪ と甘やかしてくれる。
「遠慮しなくてもいいんですよ。お姉ちゃんなんですから」
巻菱 ナナコ(まきびし ななこ)?CV:柳ひとみ
主人公の妹。 …ということになっている、紀州雑賀流に属するたぬきの亜人にして忍者。 発明王・巻菱ケンゾウの孫でもある。
祖父のケンゾウが主である孫市から任務にあわせて、 物心もつかない頃から主人公に仕えてきた。 そういうのは全く関係なく、ただ純粋に主人公のことが大好き。 本人も開き直ってるため、主人公本人を含めた誰からもブラコンを認識されている。
一応、祖父・ケンゾウの弟子で忍具職人。 腕前については、今後のさらなる成長に期待(自称)とのこと。 戦闘では自分で仕込んだ爆弾を主に使う。 格闘とかはちょっと苦手で、忍法もほとんど使えない。
よく食べ、よく寝、ストレスなく生きてるせいか、とにかく乳がでかい。 ちょっと根暗で濃いめのオタク。 色々な意味で業が深いたぬきである。
「ううん、いいの、仕方ないよねっ? キクにいもお年頃なんだし」
猫江 チカ(ねこえ ちか)?CV:東雲りあ
雑賀一族の最大勢力、雑賀王虎(長男)に仕える猫忍。 かつては里見八忍という忍び衆に属していたものの、なんやかんやで出奔した。
なるべく楽して最大限の成果を求めるタイプというか。 …メス●●というか。 自分以外の全てのものを小バカにしてる節がある。 「他人が大事にとっておいたショートケーキのイチゴが一番おいしい」 とか言っちゃうタイプ。 愛あるわからせが待たれる。
もっとも、雑賀王虎直属舞台は規律が厳しくおっさんばかりのため、 それなりにストレスの多い日々を送ってる模様。
忍者としての実力は微妙で、それを自覚してるので火器に頼る戦い方が多い。 一応、隠し技もあるがそれは「乙女の内緒(本人談)」……。 やはり、わからせなければいけない。
「ハーイ。壮絶カワイイ☆ラズベリーキュートな猫忍、猫江チカちゃんだよ♪」
巻菱 菊丸(まきびし きくまる)
本編の主人公。 妹のナナコと一緒に、実家からひと駅隣の大学に通っている。 幼いころから勉強や運動で苦労したことがあまりないという天才キャラだが、 平凡の範疇にギリで収まる日々を過ごしてきた。
本当は日本の『裏』を牛耳る雑賀本家の五番目の子で、 雑賀の長い歴史においても前例のない稀有な血を示した運命の子。 …なのだが、そのことは知らされないまま育てられた。
後見人だったケンゾウの死をきっかけに己の運命と向き合うことになったものの、 それでどうなるかと言われたら…まあ、ううん? な感じ。
サトちゃん?CV:衣央里全
日々、常連で賑わう地元の名店『居酒屋まねきねこ』の店主。 見た目は20代後半くらい。 「ワシ」とか「お主」とか、やたら古めかしい喋り方をする。 酒豪で健啖家のケンゾウも長年、足繁く通っていた。 具体的には20年くらい。 あれ? とたとえ思ったとしても、それ以上踏み込んではいけない。
キセルをくゆらせる姿も様になる綺麗なお姉さん。 ……知っておくべきことはそれだけでいい。
「やあ、坊や。 時の移ろうのは早いものよ」
巻菱 ケンゾウ(まきびし けんぞう)
見た目は晩年の徳川家康。あるいは一段階老いた安◯先生というところだが、 紀州雑賀流の頭領にして発明王と称される稀代の忍具職人。
レジェンドたぬきであり、動けるデブである。
主である当代・雑賀孫市の命令で赤子であった菊丸を預かり、 それからおよそ20年、その身を守り続けてきた。 「主人公をお守りする極秘任務」という建前こそ保っているものの、 実はかなり情が厚く、主人公にもナナコにとても慕われている。
本編序盤、誰からも惜しまれながら最期を迎える……が?
「孫市様、若は立派にご成長なさりました」
鈴木 王牙(すずき おうが)
嫌味なボンボン。 子供の頃…具体的には幼稚園に始まり小中高・大学とずっと一緒で、 延々(一方的に主人公を)目の敵にしてきた。
鈴木は雑賀の一族が『表』でよく使う名字で、本当は雑賀王牙。 その正体は雑賀の中枢を担う雑賀王虎の一人息子。 実は主人公に付きまとっているのも父親の命令で、 「こいつさえいなければ」感が根強く恨みも深い。 愛車はニャンボルギーニ・ウニャニャン。
「オイ! 菊丸。お前、まーた妹と仲良くお手々繋いでご登校かよ」