夏樹 明人（なつき あきと）

主人公。普通の会社員。独身。29才。彼女なし。
両親は亡くなっており、家族は兄が1人だけ。
自分のためには一生懸命になれないが、他人のためなら全力を尽くす、超お人好し。
想いを寄せていた海夕里が、兄と結婚することになり、大学を辞めて、故郷を出ることを決意。
一心不乱に働くことで、海夕里のことを忘れようとするも、未だに未練たらたら。

夏樹 海夕里（なつき みゆり）?CV：唯香

ヒロイン。明人が想いを寄せている義理の姉。
プロポーションもさることながら、家事、料理もできる完璧主婦。
明人のことを溺愛しており、結婚を機に、夫と明人の3人で暮らせることを楽しみにしていたが、それが叶わぬ夢となって、悲しんでいる。

「もう大丈夫よ......。 お義姉ちゃんが、迎えに来ましたからね......」

朝露 砂夜子（あさつゆ さよこ）?CV：和葉

ヒロイン。スナック「珊瑚」を営む、お色気たっぷりの未亡人。
明人が幼少の頃から面倒を見ていて、良き理解者の1人であり、母親のような存在でもある。
海夕里の結婚で落ち込んだ明人を慰めるために、1度だけ関係を持つ。
海夕里のことは友人のように思っているが、向こうは完全にライバル視している。

「会いたかった...... こんなに長く留守にして、ひどい人......っ」

神野 藍（じんの あい）?CV：こたつみやこ

有名な女学園に通う、美少女優等生。
成績優秀で運動もできて、外見も申し分なく、学園ではリーダー的な存在。
明人とは幼少の頃に良く遊んでいたが、中学に入り、寮生活が始めると疎遠に。
それ以来、1度も顔を合わせていない。
母と自分を残して家を出ていった父を嫌っている。

「明人さんと再会出来たのは、偶然ではないと思います きっと、神様が与えてくださった運命だと......」

神野 菫（じんの すみれ）?CV：七ヶ瀬輪

実家の近くにある神社の神主。藍の母親。
全てを見透かすような眼差しと豊かなバストが悩ましいクールビューティー。
娘のことを溺愛しており、常に娘のことを第一に考える、優しい母。
娘に近づいてくる男共には容赦がなく、娘が自分以外に好意を寄せた唯一の相手である明人に対しても、少しきつく接することも。
家を継がせるために、男の子を生まなくてはならないが、夫は家出して行方不明、年齢的にもギリギリということで、立場的に背水の陣である。

「前にも言いましたでしょう？私は、あなたの事が嫌いなのです」

夏樹 和人（なつき かずと）

非の打ち所がない出来た兄で、海夕里の夫。真面目な仕事人。女心には、明人以上に鈍感。
そろそろ子供が欲しいと思っていて、海夕里にも相談している。

吉沢 武雄（よしざわ たけお）

海夕里に一目惚れする、チャラ男。
一応、サラリーマンで、ちゃんと働いている。
とんでもなく立派なイチモツを持っていて、セフレも多数存在。

野崎 博也（のざき ひろや）

和人、海夕里の友人で、大学時代の同級生。
学生時代に、海夕里に告白するも、見事に玉砕。
今でも、その気持ちは変わらず、海夕里を狙っている。
和人と同じ会社に勤めるエリート社員。

酒井 豊（さかい ゆたか）

砂夜子にぞっこんの酒屋の店主。
砂夜子の亡夫である銀次の舎弟で、砂夜子にも頭が上がらない。

竜生 春義（たつき はるよし）

豊と同じく、銀次の舎弟。
妻と喧嘩したらしく、ほとぼりが冷めるまで、息子の潤と、豊の店で世話になることに。
とんでもない女ったらしで、テクニシャン。
銀次が亡くなったことで、砂夜子を狙う。

竜生 潤（たつき じゅん）

春義の息子。
母親の愛に飢えているのか、やたらと砂夜子に甘えてくる。

大菊 ジュン（おおぎく じゅん）

駄菓子屋の店長。
妻シリーズでは、お馴染みのアイテム売人